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  11 ,2017

里山の野鳥歳時記


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Gabacho

Author:Gabacho
  
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Category: 野鳥写真

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ルリビタキ
初登場のこのルリビタキは、昨年末に里山に入り、彼岸の頃まで留っていました。湿地の深い藪に潜るのでなかなか逢えないオスの青二才君です。

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和名: 瑠璃鶲
英名: Siberian bluechat
学名: Tarsiger cyanurus

昨年の冬はメスをよく見かけたのですが、今冬は青色の薄いオスや、メスとの区別がむつかしい個体もよくみかけました。ところで、最近買った野鳥の本にルリビタキについて面白い記述がありました。ルリビタキのオスは3年ほどかけて構造色の瑠璃色を深めていきますが、メスのような地味な体色の時分はオス同士の争いを避けて、メスのふりをしてメスに近づき交尾する、と。真偽のほどはともかく、某サイトには「メスのようなオス」の記述まであります。もちろんオスの美しい瑠璃色は繁殖の目的のためなのですが、遺伝子の多様性という視点から見れば、その瑠璃色を得るのに3年以上の年月を要することはこの種の繁栄に貢献しているのかもしれないですね。

この話を読んでいて、NHKが2013年03月10日に放送したダーウィンが来た!生きもの新伝説で紹介されたエリマキシギの第三のオスのことを思い出しました。この番組の原典はNature Geneticsの論文です。エリマキシギには美しい飾り羽をもつ「縄張りオス」と「白襟オス」という一緒に芝居をする異なるタイプのオスがおり、そのほかにメスそっくりの第三のオス「偽メス」がいて、縄張りオスのすきを見てメスに近づき交尾するのだそうです。論文のFig. 1に3種類の異なるオスの写真が出ています。解説はこちらを。


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テーマ : 野鳥の写真    ジャンル : 写真

Comments

Re: 面白い説ですね
ハロゲンさん、こんばんは

バーダーさんには「なんだ、メスか~」ですので、私もやはりきれいな瑠璃色のオスを見たいと思います。この個体、来編もまたここに、青二才を卒業して、戻ってきてほしいと思います。

私はルリビタキの若オスとメスの見分けがなかなかつけられないのですが、そんなときに目にした一説でした。
Re: ルリビタキさん!
Duckさん、こんばんは

> ルリビタキさんのオスは、3年をかけてきれいな瑠璃色になるようですね!そして、中には、メスと同じ色をしているものもいるとは!これも、興味深い事実ですね!確かに、争いを避けるために、このような仔がいることは納得しました!v-519v-521

数は少ないようですが、エリマキシギには確かにメスと全く同じ外見のオスがいます。ルリビタキにそういったオスがいるのかどうかはまだきちんと確認された話ではないと思います。いたら面白いですね。
今年はオスのように良く鳴くメスらしき個体を見かけたのですが、、、。
Re: ルリビタキ
> ハロゲンさん、こんばんは

今年は若オスらしき個体をいくつか見かけました。オスメス問わず生まれた翌年から繁殖能力はあるはずで、若オスと瑠璃色のオスとの駆け引きを観察した結果の話だと思います。一妻多夫のタマシギや、1年に7~8回繁殖活動をするキジバトなど、鳥の生態には面白いものがたくさんありますね。
面白い説ですね
ルリビタキさんの印象がガラリと変わりますね。
今までジョウビタキに負けっぱなしで弱いなあ~。大陸と国内。
もともと弱い種なのかな。と思っていました。
が、繁殖のため知恵を絞って賢く進化しているのですね。

若雄だと雌型ですが、やっぱり青い成鳥が見たい!という要望が多いです。
雌のようだけど雄、見分けがつきませんね。(笑)
ルリビタキさん!
Gabachoさんへ

こんばんは!

ルリビタキさんのオスは、3年をかけてきれいな瑠璃色になるようですね!そして、中には、メスと同じ色をしているものもいるとは!これも、興味深い事実ですね!確かに、争いを避けるために、このような仔がいることは納得しました!v-519v-521
ルリビタキ
Gabachoさん、ルリビタキの若オスはメスのふりしてメスに近づき交尾するということもあるのですか。
生物だけに、何があってもおかしくない気がしますが、釈然としませんね(笑)。
今日は、まだ北風が冷たかったです。

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