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  08 ,2017

里山の野鳥歳時記


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Gabacho

Author:Gabacho
  
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Category: 野鳥写真

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ミミジロチメドリ
これも固有種、ミミジロチメドリ。

DSC_6095_00001.jpg
                          Photo by TT
台湾名: 白耳畫眉
日本名: 耳白知目鳥
英名: Taiwan Sibia 
学名: Heterophasia auricularis


「チメドリ」考;

手元にある野鳥図鑑には、日本で観察されるスズメ目チメドリ科の鳥として2種が掲載されています。ヒゲガラとダルマエナガで、どちらの観察例も「極めて稀」となっています。小さな図鑑にはチメドリ科の鳥は載っていません。私は韓国でダルマエナガを見たことがありますが、日本ではどちらも見たことがありません。日本では馴染みの薄い鳥だと思います。一方、ヨーロッパからユーラシアまでの旧大陸には、チメドリ科の鳥が250種ほどもいるようです。多いですね。

台湾の友人とはクラウドサービスで写真や情報を共有しているのですが、このノドジロガビチョウをはじめ台湾にはチメドリ科の鳥が多く、18種ほどいるそうです。台湾では「畫眉科」と分類されています。日本語では、以前に書いたように、チメドリなのかメチドリなのか記述が混乱しているケースが多々あります。また、なぜ日本語でチメドリと呼ぶようになったのかについてもわからないままでした。チメドリの語源は英語のBabbler(おしゃべり、幼児のバブバブから)、台湾語の畫眉(Hwamei)や中国語の画眉(Hwamei、発音は同じ)とも関係がないようです。ただ、ひとつだけ思い当たることがあります。スズメ目のなかのひとつの科"Timalii-dae"を日本語にするとき、その発音のままにカタカナでチメドリ-科としたのではないかという事です。漢字の「知目鳥」の知目にも意味はなく、単なる充て字ではないかと思います。

もしここまでの推測が正しければ、鳥の分類上重要な位置を占めるTimalii-daeを、安易にチメドリ科としたことになります。なぜそんな命名をしたのかですが、Timalii-daeをチメドリ科という日本語にした時分、日本にはTimalii-daeに帰属する鳥はいないとされていたからではないかと思います。

観察が極めて稀だとはいえ、私の野鳥図鑑にはダルマエナガとヒゲガラという2種類のチメドリ科の鳥が掲載されています。また最近日本ではガビチョウやソウシチョウなど、チメドリ科の鳥が増えてきています。これらは「篭脱け」からそのうち「外来種」になって、コジュケイのように定着すれば日本の野鳥として図鑑に掲載されるのかもしれません。

Objection、歓迎します。 Gaba

テーマ : 野鳥の写真    ジャンル : 写真